スタッフ・ブログ
- 2017/05/03 小さき花
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昨年はついに見かけなかったフデリンドウが、ミズキの枯葉の下から、けなげに花を
咲かせました。わずか4、5センチの姿は、気付かずに見過ごしてしまいがちですが、
じっと目を凝らすと、春の日差しを受け、青紫の花をつけて群生している場所に出あ
うことができます。夕方は花を閉じて、翌朝またお日さまの光に花を開きます。
この荒神山公園でフデリンドウが自生している場所は、開発が及ばずにもともとの里
山の地面が残っているところ。草花を楽しみながら、大事にして行きたいですね。
- 2017/05/03 花だより
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荒神山公園では、4月の寒さで開花が1週間遅かった桜も、自生のエドヒガン、池の
周りのヒガンザクラとソメイヨシノと咲き次いで、ヤマザクラが見ごろです。若葉
と花が同時につく清楚な桜です。当館の展望回廊から見下ろしたり、2階ロビーか
ら楽しめます。
続いてウワミズザクラの白い穂が5月らしい風情を見せてくれます。気持ちの良いこの季節、どうぞお越しください。5月7日まで開館し、以降5月15日まで休館
します。
- 2015/07/18 土偶づくりワークショップを開催しました
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公民館企画講座「願いをこめて土偶をつくろう」が7月18日(土)に開催されました。
辰野美術館で縄文人のくらしや信仰などについてのレクチャー後、最近話題の「土偶」作りに挑戦しました。足を広げて腕を大きく開いて、はじめに準備運動?
ではなく、当館所蔵の仮面土偶のポーズを再現してみました。
少々照れ気味の皆さんに、「これは何のポーズだと思いますか」と聞くと、「歓迎のポーズ」「偉そうにしているポーズ」などさまざまな答えが返ってきました。
辰野町新町出土のこの土偶は、高さ20㎝と小ぶりながら、ふくよかな両脚で力強く立ち、お腹は新しい命を宿して大きく膨らんでいます。この姿勢は立ち出産をしている姿と考えられます。おなかが気になるメタボなお父さんではないんですよ…!!
土偶全体は細かな文様が施され、草や樹皮で編まれた縄文服に身を包んだお母さんが表現されています。「縄文の母」のたくましさと優しさが感じられますね。
辰野東小学校の空き施設に移って、早速土偶作りを開始。講師は造形家で縄文土器をこよなく愛する野沢尚志さんです。
粘土を積み上げて,
まず両脚から作っていきます。内部は中空にして、焼き上げの際に割れにくくします。
仮面や全体の文様を、竹串や縄文原体でつけていきます。
完成間近になり、思い通りのできあがりに思わず笑顔になりました。
土偶が完成!ポーズは同じでも、マスクの表現や文様のつけ方でこんなにちがいがあって楽しいですね。
できあがった土偶を並べてしばらく乾燥させます。
まるで土偶の集合住宅のようですね!
焼き上げたあとは、町民会館で10月下旬から開催の文化祭で展示の予定だそうです。
個性あふれる土偶の数々をぜひ近くで見てみたいですね。
当館所蔵の仮面土偶もぜひご覧になってください。
- 2015/06/11 多彩なお客様をお迎えしました
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梅雨入りしてから朝晩ひんやりとした空気に包まれますが、鳥の声がさわやかに響く季節です。
当町恒例のほたる祭りも閉幕。町外から大勢のお客様が訪れました。
そこで、美術館にお迎えした多彩なお客様をご紹介します。
辰野町立東小学校6年生の子どもたちが、歴史の勉強で来館。3階に展示中の土器や土偶を見学しました。
豊かな造形ながら神秘を醸す仮面土偶を見つめ、当館学芸員の説明を真剣に聞いてメモをとったり、次々と質問。子どもたちにはとても印象に残ったことでしょう。
同じ日の午後には、ニュージーランドワイトモ訪問団の皆さんが来館されました。
ニュージーランド・ワイトモ行政区は辰野町の国際姉妹都市で、1995年の提携以来ホームステイなどの交流を続けてきました。
どんな方たちなのかとドキドキしながら到着を待っていましたが、
みなさんすぐにフレンドリーに握手をして下さったり、展示について気軽に質問して下さったりと、とても気さくな方たちでした。
ワイトモには土ボタルといって発光性の昆虫が洞窟の中に生息してるそうです。
機会があったら見に行ってみたいですね。
また、辰野中学校美術部の生徒40人近くが来館。衰退する辰野駅前商店街の店主への取材や古い建物の写生などでパネル作りをして発表したり、当館も共催する荒神山温泉春まつりの顔出し看板を制作したりと、地域に目を向けた活動を中学生が続けています。
この版画展に展示されている作品は、来館した中学生の父母や祖父母の年代の中学生が取り組んだもの。地域の人びとの働く姿や祭りなどがモチーフになっていて、訪れた中学生と通じるところがあったのではないでしょうか。
赤羽晃一さんが最初に教えた下伊那郡平岡中学校の卒業生も、版画展が始まってさっそく来館されました。先生同様とてもお元気な方たちばかりで、ファインダー越しにはご一緒に見えました。
教材用の版木が手に入らなかった頃、近くの製材工場から貰い受けた板の両面を使って、1年生から3年生までが、村の祭りをモチーフにして作り上げた絵巻のような長い作品と60年ぶりに再会したのです。それぞれが彫って刷った紙をつなぎ合わせたので、境目で白と黒の不整合が発生しているのもおもしろく、60年後のこの笑顔がよく似合っていました。
- 2015/04/29 感想ノートより
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当館3階の展望回廊のパノラマは、来館される方に好評です。
雪の残るふたつのアルプスにいだかれ遠く広がる田園には、あちらこちらに、春を迎えた人々の姿があります。大型連休を迎えて混み合う高速道路とは対照的に、移ろう季節に寄り添って、ゆったりとした時間が流れています。
回廊の感想ノートに素敵な言葉がありましたので、ご紹介します。
今春は初めて、葉桜になってからの荒神山を訪れました。
郷土美術館…郷土を大切にする風が、折にふれ美術館から吹いてくるのを感じています。
この回廊からの景観も、大切にしたいものの一つ。
山裾に広がる春耕の田畑、天竜のうねり、開けゆく伊那谷と
霞む山なみ…変わらない風景が嬉しいです。
車の音も聞こえるけど、鳥の鳴き声が聴けて楽しい。
ウグイスの初音(私にとって)に耳を傾けながら癒しのひととき…。
忙中閑ありです。 4/26 Y.H
中川紀元《駒ケ岳》
瀬戸團治《駒ケ岳》
- 2014/09/13 【学芸員コラム】 故・水野英男さん
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穂が垂れるいちめんの黄金色、白いじゅうたんのように広がるソバの花が目に染みる初秋、飯田市内の葬祭場へと車を走らせた。床に伏しておられると聞いていたが、忙しさを口実に伺うのを延ばし延ばしするうち、ついにこの日が来てしまった。
お焼香し、ロビーに出ると、そこにあの水野さんがいた。それは額に入った色紙と軸装された直筆の言葉。遺影を凌いでそこにあった。
15年前の初夏、当町テレビチャンネルのクルーとともに山あいの窯を訪ね、装わない穏やかな口調のお話をお聞きし、番組にさせていただいた。
そこからさらに15年前、地域の先駆けた芸術家全集の執筆を出版社から頼まれた際に、書かれたものを読んでわかったつもりでいた私に、作品に対する陶芸家の的確な見方や言葉をそれとなく示してくださった。以来、水野さんの作品を展示させていただき、時折新しい作品をお借りにお邪魔した。
尾林焼の長い時間の積み重なりを経て、水野さんはこの地の土にこだわって、作陶を続けてきた。また、土を耕し、田や畑を作ってきた水野さんは、訪れたフランス人が書き残した「土をもって、大地の霊を訳出する」という言葉を大切にしてきたという。あの圧倒するような縄文土器を作って森に暮らした人々も、畏敬する大地の土をもって、大地の霊をそのまま土器に表現して使ってきた。
帰路そんな思いが次々とめぐってきて、館に帰るともう一度作品と向かい合ってみたくなった。(Y.A)
「淡」の字は、水野さんに重なって見えた。燃えさかる炎のような作陶の熱情と、穏やかに漂う水面のようなお人柄。 - 2014/09/10 展望回廊からのパノラマ
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当館3階には、ぐるっと景色が一望できる展望回廊があります。
北側は大城山を望み、荒神山公園の鳥瞰をご覧いただけます。
春は満開の桜を見わたせる隠れた花見スポットになります。
桜が満開の荒神山公園
奥の山が大城山で、戦国期の狼煙台があったところです。
「日本中心の標」や「ゼロポイント」など話題のスポットがあります。
とんがり屋根の建物は、荒神山温泉たつのパークホテルで、宿泊、
外来入浴、食事などにご利用いただけます。
南側では、中央、南の両アルプスの山々と、その間に広がる
伊那谷の風景を一望できます。中央アルプスの木曽駒ケ岳を西駒、
南アルプスの甲斐駒ケ岳を東駒と呼ぶことがあります。
左が南アルプス、右が中央アルプス。田んぼが黄金色に輝きます。 中央アルプスの最高峰・木曽駒ケ岳(2.956m)は、大正時代から
上伊那郡市内の中学生が学校登山で登る山として親しまれています。
新田次郎の小説「聖職の碑」で有名ですね。
中川紀元《駒峯曙色》1954年
荒神山や天竜川越しに望む木曽駒ケ岳は、辰野町出身の画家・中川紀元
が好んでモチーフにしています。また、春の雪形で農耕の適期を選ぶ
など、伊那谷の人々にとっては馴染みのある山です。
作品鑑賞の後は、この展望回廊でパノラマを眺めながらゆったりと
お過ごしください。
〈S・A〉
- 2014/07/21 花だより 7月
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~花だより~ 7月
梅雨明けとともに猛暑襲来!
でも、美術館の周囲では草花が涼しげに、また情熱的に花を咲かせています。
アジサイに続いて、甘い香りをはこんでくる自生のヤマユリが見頃です。ずいぶん増えてきました。
今年は遅かったネジバナも、愛らしい姿を見せてくれました。
シジミチョウは暑い日差しの中、夏らしい色を振りまいています。
皆さま、木立に囲まれた美術館は外も中も涼しくてホット(^v^)しますよ。ぜひお越しになってください。(Y.A)
- 2014/07/01 【学芸員コラム】 ミヤマシジミの小さな姿に感動
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当館の所在する荒神山は、昭和40年代初期以降都市公園として次々に開発されましたが、かつての里山がところどころ残っています。町民有志や大学などが連携して結成した団体「辰野いきものネットワーク」の皆さんが、自生する植物や昆虫などを地元の人々に紹介しながら、その保護に努めています。
この荒神山は、環境省のレッドデータブックで絶滅危惧ⅠB類に指定されているチョウ、ミヤマシジミの町内唯一の生息地でもあります。幼虫の食草、コマツナギが刈り取られて生息数が激減し、昨年から群落を中心にメンバーの皆さんが手鎌で草刈りを行ってきました。
6月中旬のこの日は、今年最初の草刈りが行われ、作業に取り掛かるやミヤマシジミの小さな姿を発見。ホッとすると同時に、草刈りの意気も上がりました。
筆者もこのグループのお手伝いをさせていただいており、チョウや植物をモチーフにしたさまざまな表現の作品制作をワークショップに取り入れています。(Y.A)
- 2014/07/01 感想ノートから
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当館3階の展望回廊では、ぐるっとパノラマが皆さまをお迎えします。中央、南の両アルプスの間に広がる田園風景に癒され、季節をめぐる彩りに心おどる空間です。ここで、ゆったりと時間をお過ごしの方も多いですね。
スケッチ帳に感想を書きとめてくださる方の言葉に、私たちスタッフも心洗われることがあります。
この田園風景を貫く一筋の道は、走り去る車が絶え間無く、悠久とした時間の流れとのコントラストが際立っています。
「人はどうしてこんなに急いで走るのだろう」
・・・共感。(Y.A)
- 2014/06/29 本物の土器だ!
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町内の小学校から美術館へ出前授業のオファーが来ます。この時期は、社会科の授業で縄文時代と弥生時代の比較をテーマに、本物の土器にじかに接したいというものです。
この日、辰野東小学校の6年生2クラスの子どもたちが、土器づくりを前に、縄文人の残したさまざまな文様やレリーフに見入り、自分の作る土器をイメージしました。
具象的な表現がほとんど無い縄文の不思議な造形に、子どもたちはとても興味を示してくれました。
さて、どんな土器ができるか楽しみです。(Y.A)
- 2014/06/29 作品鑑賞初レッスン
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辰野町内にある信州豊南短大と当館とが博学連携事業に取り組んで、早くも5年目となりました。言語コミュニケーション学科の〈美術館演習〉を筆者が担当しています。
前期演習のこの日は4グループに分かれ、館内で簡単なワークシートを使って、気が付いたことをグループでお互い話をしながら書き込みました。最後にグループごとに発表すると、さまざまな見方や感じ方が次々出てきて、とてもおもしろい授業になりました。木彫とブロンズ像との制作の違いも、学 生にとっては「目からウロコ」だったかな。(Y.A)
- 2014/06/14 館内を彩る草花たち
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美術館の窓口では、来館の方からさまざまな質問を受けることがあります。
「美術館には仮面のヴィーナスがあるの?」
「中川紀元の《駒ヶ岳》はどこの駒ヶ岳?」
「屋根がお寺のようなデザインだけど、何をモデルにしたの?」
など。
質問の中で意外と多いのは、
「飾ってあるお花は何という名前ですか?」
です。
館内のロビーやお手洗いなどに、スタッフが自宅から持ってきた
り、美術館の周囲に咲いているお花を摘んで一輪挿しなどに活けています。(館内の作品に影響がないように配慮しています)
今日は「このお花↓は何ですか?」と聞かれました。
このテキストを書いているスタッフは即答できず、お花を持ってきたスタッフに確認したところ、「コアジサイ」で、美術館の裏の木々の下にひっそりと自生しているものでした。
コアジサイは園芸種のアジサイとちがって装飾花が無く、中心に小さな花が集まっています。梅雨の時期、淡い色で控えめに咲く
この花がいっぺんで好きになりました。
季節ごとに咲く草花の姿は、私たちの目を楽しませてくれますが、そんな植物に魅了されて細密に描いた「ボタニカルアート」をギャラリー展示で紹介しています。
江川秀子《ブーケ》
ちなみに最初の質問ですが、
中川が疎開中に好んで描いた駒ヶ岳は木曽駒ヶ岳です。(伊那谷では「西駒」と呼んでいます。対する「東駒」は「甲斐駒ヶ岳」ですね)
天気が良いと美術館3階の回廊から、両駒ヶ岳がある二つのアルプスを望むことができます。
また、「仮面のヴィーナス」はありませんが、茅野市出土の「仮面の女神」と同時期の仮面土偶が辰野町内で出土しています。縄文の母の優しい表情がチャームポイントのこの土偶は、3階展示室でご覧いただけます。
36年前にオープンした当館は、当時は長野県下3番目の規模を誇りました。公園内にあるため池「たつの海」にせり出して、金閣寺風に設計されたとか。〈S.A〉
- 2014/05/04 ウワミズザクラが咲き始めました
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荒神山公園ではさまざまなサクラが楽しめます。美術館の周囲も同様で、オオヤマザクラ、エドヒガン、ソメイヨシノ、ヤマザクラと咲き継いで、ウワミズザクラが咲き始めました。この白い花が咲くと、新緑の薫りが届く季節を感じますね。オオヤマザクラとともに、秋には小さな実が付いて、鳥たちが集います。〈Y.A〉 - 2014/04/12 仮面土偶を公開中です
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茅野市中ッ原遺跡で出土した土偶(通称『仮面の女神』)が国宝指定
の答申を受け、注目を集めています。
この土偶の”姉妹”が辰野町で出土しているのはご存知ですか。
昭和初期、辰野町新町泉水地籍で行われた開田工事の際に発見され、
昭和54年、長野県宝の指定を受けました。
《仮面土偶》
辰野町新町泉水
高さ20cm余とやや小ぶりですが、新たな生命を宿す「縄文のお母
さん」を表現したこの土偶は、優しい表情が魅力的です。
ぜひご覧ください。
- 2014/04/08 当館のマドンナ、お化粧直ししました
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中川紀元は1892年上伊那郡朝日村(現辰野町)生まれの画家です。
大正時代に渡仏して画家・マティスに師事し、フォーヴィスムの
作風を初めて直接日本に伝えました。
帰国後は、墨絵に手を染めるなど自身のスタイルを模索していき
ます。
「座せる女(1)」は、渡仏した1919年に制作された作品です。
第一次世界大戦が終結し、世界各地からパリに集まった多くの
アーティストがそれぞれのスタイルを歩んだ〈エコール・ド・
パリ〉の頃です。
この作品にも、マティスだけでなく、当時のパリの画家たちの
作風が反映していると感じられます。
当館ではこの作品を長年展示してきましたが、表面の歪みやしみが
目立っていました。
冬期休館期間中に修復を依頼し、きれいになった状態で4月から展
示しています。
女性の顔に点々とあったシミが消え、当時の若さを取り戻した
ようです!
表面をクリーニングすることで、今まで見えにくかった筆遣いも
ハッキリ見えるようになりました。
- 2014/02/27 できてニッコリ、手づくりお雛さま
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2/23(日)にワークショップ「福を呼ぶひな人形をつくろう」を開催しました。
出来上った作品は手軽にご自宅に飾れるとあって、お子さんから大人の方まで
大勢の方が参加して下さいました。
出来上がりの作品です。
クラフトテープを結ぶように折り曲げることで体を作ります。
クラフトテープにしっかり折りぐせをつけて曲げやすくします。
親子3世代で参加してくださいました。
作り始めると皆さん夢中になって、あっという間の2時間でした。
作るのが楽しくて思わず笑顔になります。
どんなお雛様ができたかな?
- 2014/02/16 ~土偶を作ってかざってみよう~
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現在開催中のひな人形展では、ふだん美術館に展示している縄文時代の「仮面土偶」=長野県宝=をはじめ、町内各所から出土の土偶断片を、ひな人形と交えて展示しています。
大雪で延期となったワークショップでは、新たな生命を産む「縄文の母」の造形である土偶から想像した、さまざまなオブジェ作りに挑戦。
不思議でミラクルなものや、ちょっと怪しいもの、可愛らしいものが出来上がりました。明日から展示室でホンモノの土偶と並んで、皆さんをお迎えします。
展示室で実物の土偶を見て、学芸員の説明を聞きます。
ここにある土偶は、男の人または女の人のどちらでしょう?
・・・答えは、女の人です!
どんな土偶を作ろうか考えながら制作中。
色を塗って完成した作品と一緒に写真撮影!
- 2013/11/21 えびす講でアートの秋
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11月16日(土)、17日(日)に第59回辰野えびす講が開催されました。
辰野美術館ではえびす講にちなんで、
「おみくじDEアート」「福らむバルーンアート」
などを開催。会場を訪れた多くの方に楽しんでいただきました。辰野町のゆるキャラ「ぴっかりちゃん」が恵比寿様に変身!
お賽銭をあげて、びっかり神社にお参り。何を祈った
のかな?
「大吉だー!」美術館オリジナルのおみくじは、素敵なことを
かなえてくれますよ。
辰野中学校美術部のみなさんが、駅前一帯の古い建築
やおもしろい建物を絵に描いて展示。それらの9ヶ所
をまわるスタンプラリーの抽選会で、笑顔がはじけま
した。
風船に好きな動物の耳や鼻を、色紙を切って貼りつけます。
鯛や琵琶など七福神の持ち物を貼り付けて、アニマル
七福神が完成!
辰野東小学校3年生のみなさんが、外来植物のアレチウリで染めたハンカチを、今後の駆除活動の資金作りのために販売。
元気な声で呼び込みし、えびす講会場がとても活気づきました。
カンパしてくださった大勢の皆様、ありがとうございました。
- 2013/11/09 美術館周囲のもみじ
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秋も深まり、美術館の周りのもみじが見ごろを迎えました。
とくに館の東側のもみじ苑は、赤や黄色に染め上がり、
グラデーションがきれいです。
もみじのトンネルを歩いてみませんか?美術館正面入り口より左側にもみじ苑があります。
役場・ほたるチャンネルの取材で、ぴっかりちゃんが美術館に
あそびに来てくれました。
色づいたもみじが目にしみます。散歩がてら美術館にお越しください。