辰野町 美術館

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美術館について

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辰野美術館について

 

 伊那谷の北端に位置する辰野町は、諏訪・松本の各地域に接しており、近世には3ヵ所の宿場が置かれ、人と文化の往来が盛んでした。 

 明治以降は鉄道の重要な分岐点となり、運輸の中継地として賑わうとともに、製糸業の躍進はこの地の経済に大きな発展をもたらし、近代文化の形成にも影響を与えました。

 

 このような土壌は、洋画家の中川紀元、彫刻家の中村七十や瀬戸團治、陶芸家の大森光彦といった個性豊かな美術家を育て、さらに町民の熱い思いは、昭和53(1978)年「辰野町郷土美術館」として花開きました。

 平成8(1996)年には現在の「辰野美術館」へと名前を変え、町内外の優品を収集・展示するとともに、多彩な展覧会を積極的に開催しています。地域の芸術文化活動の一翼を担う、まちの美術館を目指しています。

 

 

赤羽焼窯跡(~昭和47年) 創立当時の辰野町郷土美術館
木彫の伝統(法性神社)

町出身の美術家3人

(右より、中川紀元、瀬戸團治、大森光彦)

   
小野宿 中央本線の辰野まわりに尽力した伊藤大八翁